■着彩したSEM画の展覧会 昨年もサイエンスフェスティバルに出展して、子供たちに電子顕微鏡と像を紹介した。そこではいつも、電子顕微鏡像はカラーでないの?という質問を受ける。電子顕微鏡像は電子線を走査した時に発生する二次電子強度の強弱で結像させるので、白黒の写真になる。 今回、電子顕微鏡写真にパソコンで着彩してSEM画を創作した。昆虫や植物の電子顕微鏡像には、日常ではとても想像できない形状の模様がある。自然の恵みの絵を紹介したい。 まず、試料の名前や倍率を意識しないで電子顕微鏡アートを鑑賞してください。
いかがでしょうか。色付けは、画像ソフトPhotoshop Elements を使った。 参考のために試料名と倍率を示します。倍率は写真の横幅の長さで示します。 図1:蜂の足 40μm 図2:稲の葉 90μm 図3:蕎麦の実の皮 80μm 図4:蜂の羽 160μm 図5:テントウムシの足裏 50μm 図6:ほうれん草の茎中の蓚酸カルシュウム 80μm 図7:蕎麦の澱粉 90μm 図8:稲の葉 140μm 図9:稲の葉 30μm 図10:スギ花粉 65μm −完− | ||||||||||||||||||||
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