■ SSH高大連携講座in名城大学附属高等学校 名城大附属高校は、名城大学と連携してSSH(スーパーサイエンスハイスクール)活動を推進している。今回その一環として行われた第6回高大連携講座に招待していただき、講演をする機会を得た。さらにパネル展示をしての交流会も企画していただいた。11月15日、立派な校舎に入ると玄関に、あらかじめ送付しておいたパネルがすでに展示してあった。今日の講演会を生徒に紹介するための先生方の熱心さがうかがわれた。講堂に200人以上の生徒が集まり、その前で「ミクロで観る生物の巧みなしくみ」と題して講演をした(図1)。生徒の皆さんの他に20人くらいの保護者も聴講していただいた。さらに他の2000人近くの生徒は教室でテレビを通して聴講してくれた。1時間の予定が、調子に乗りすぎて15分も超過してしまい、質問時間が少なくなってしまった。質問からも、良く理解してくれたことが分かった。たとえば、稲の葉の上のガラス質が90度近くの加熱で溶けるが、さらに1000度以上で再び溶けるのはどうしてかなど、かなり良く聞き取ってくれ、考えてくれた質問があり嬉しかった。 交流会では(図2)、パネルを前にいろいろな質問や考えの交換ができた。将来を担ってくれる若者と、サイエンスについて間近でアイコンタクトをして話し合えたことは、この上ない喜びであった。生徒の輝いた目が印象的だった。 その後、鈴木校長、SSH担当教論、それに下山名城大学学長とサイエンス教育に関する懇談ができ、大変有意義な機会であった。
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