■サイエンスフェスティバルる・く・る in 静岡市 ツクシの観察の際にお知り合いになった、フリーサイエンティストの横山さん が紹介してくださったご縁で、2006年8月5日-6日に静岡科学館で開催された、サイエンスフェスティバル in る・く・る2006に出展した。この大会は、青少年のための科学の祭典第10回静岡大会でもある。 静岡科学館の「る・く・る」というのは、みる、きく、さわる、をキーワードに好奇心を刺激する展示物が沢山あるという意味で、静岡駅の直ぐ前にあるエスパティオビルの8〜10階にあり、大変便利な場所にある。前半の二日間に27グループが出展した。 今回出展したテーマは「電子顕微鏡で観るミクロの世界」である。 小型電子顕微鏡(Tiny SEM)は今回も宅配便で会場に送った。前日に組み立て調整に行き、一時間ほどで像を出す事ができほっとし、夕食には静岡の新鮮な海鮮料理を味わった。 遠方で二日間であることから補助講師を探していたところ、20年前に研究所に勤務していたころの同僚であった矢野さんが快く引き受けてくださったのでお願いした。 42インチのディスプレーも貸していただき、見せるブースにもなった。観察しているSEM像だけでなく、今までホームページで紹介した内容をスライドショーとして常時大画面で紹介する事ができた。
始めに、春に採取していたツクシ、スギ雄花、タンポポの綿毛、テントウムシ、などを目で、次に20倍の光学顕微鏡で実際に観てもらい、その後、SEMで実際に拡大してみせた。大画面に映るSEM像に、親子が驚いたり、話し合ったりして、興味を持っていただいた。 各ブースでは、来場者にそこで作成した作品や、関係のあるプレゼントを出す事が多い。出雲の出展では栞を配布した。今回は補助講師の矢野さんが、面白い折り紙を提案してくれたので、作成してもらった。下の二枚の写真を、20cmx20cmの紙の両面に印刷し、中の黄色の線にハサミを入れる。次に紙の4分の1に折り目を入れる。この紙を適当に折ると小さい四角の4面からなる一つの絵を作ることができる。折方を変えると8種類の絵が現れる。完成像を下段に示します。(絵にはSEM像とデジカメ像を使った。)かなり難しいので、見学が終わっても立ち止まって試みている親子もいた。家に戻っても家族で楽しんでくれたことでしょう。
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