■「青少年のための科学の祭典」in出雲市

2003年11月1〜2日に出雲科学館で開催された「青少年のための科学の祭典・2003島根大会」に出展した。

この会は青少年に科学の楽しさを味わってもらおうと、文部科学省、日本科学技術振興財団、それに島根県の実行委員会が主催した会で、同じような会は毎年東京の科学技術館で開催されている。また、幹事県が代わる代わる全国大会を開催している。今回は島根大学の友人が誘ってくれたので、思い切って参加することにした。しかし、いつも手伝ってくださる大野社長が別の地域を回られるので、私一人で出演することになった。そこで今回初めて女房を補助員に登録して、二人でデモをすることにした。

さて小型SEMを運ぶ車がないので、初めて宅配便で送ることにした。3個のダンボールに入れ、宅配便で送ることが出来た。前日に科学館に行き開梱して組み立てたところ、すぐ像が出たのでほっとした。出雲科学館のスタッフも大変親切に手伝っていただき、われわれのユニークなブースを作ることができた。今回は女房がポスターを書いてくれた。

今回、発表者の所属を書く必要があったので、これを機会に「電子顕微鏡でサイエンスを楽しむ会」を作り、名刺も作った。

電子顕微鏡でサイエンスを楽しむ会のブース
▲電子顕微鏡でサイエンスを楽しむ会のブース


開会の朝、会場の周りに子供たちが御両親に付き添われて大勢集まっていたのでびっくりした。

開会式があり、市長さんが出雲市は教育、特に科学教育に力を入れていることを話された。

テープカットがあり、どっとお客さんが入館した。会場には大学生や先生方が中心になり50件のブースが出展した。主催者のお話では両日で7000人くらいの来場があったとのこと。

開会式のテープカット 開場とともに、どっとお客様が入った
▲開会式のテープカット ▲開場とともに、どっとお客様が入った


私たちのブースは部屋の中であったためか、お客様は群がるほどではなかったが、お客様が切れることは無かった。来訪者のお土産にと準備したモルフォ蝶のSEM写真で作った栞400枚はすべて無くなってしまった。長時間像を出すため、フィラメントが切れることを心配したが、二日とも像を出しっぱなしにでき自信がついた。

デモをしている様子 配布した蝶のSEM像の栞
▲デモをしている様子 ▲配布した蝶のSEM像の栞


科学館で50インチのディスプレーを貸してくださったので、大きな画面でデモができた。興味を持たれる試料は、矢張り髪の毛であった。時間が無くて多くの皆さんのを見ることが出来なかったので、ご家族の髪の毛をいただき後日写真をお送りすることにした。それがなんと55人の髪の毛を預かってしまった。年齢もお聞きしたので、キューティクルの全集が出来るくらいだ。お預かりした出雲の皆様、もう少し時間をください。必ずお送りしますから。



島根を訪れたのは、今回が三回目である。しかし有名な宍道湖の夕日はまだ見てなかった。

今回準備の後、宍道湖に駆けつけ、こんなにすばらしい夕日を鑑賞することができた。

この行事を知った子供達も家族を連れて会場に応援に来てくれ、3日には家族で出雲めぐりが出来た。

宍道湖の夕日
▲宍道湖の夕日






タイニー・カフェテラス支配人 文ちゃん

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